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7.1.コムネットコンピュータネットワーク上に存在する仮想空間のことである。「バーチャライザー」(後述)を使用することで仮想空間に入る(バーチャルインする)ことができる。(逆に出ることを“バーチャルアウト”と呼ぶ)一般利用者がコムネットにバーチャルインしていられるのは、1日につき10時間までとなっている(2期22話より)ただし、ユイを始めとする人間のコレクターが、コムコンを使用してバーチャルインした場合にはこの制限を受けない(規則としての制限を受けないだけで、コムネット酔いなどの人体への影響は受けるため、自身の判断が必要となる)。バーチャルインした者は、一時的に本来の肉体感覚から切り離され、コムネット内部だけの独自の肉体感覚を持って行動することが可能である。コムネットのバーチャルインの仕組みは、人間の精神と肉体の繋がりに割り込みをかけ、肉体からの情報の代わりにコムネットからの情報が制御権を一時的に握っている状態であり、バーチャルアウトの際に、この制御権を肉体に戻す仕組みになっていると考えられるが、その過程で事故の発生も考えられ、物語に大きく関わってくる。バーチャルインせずに、インターネットのように情報を参照することも可能である。コムネットは大小さまざまな「ネット」と呼ばれる空間によって構成されている。大きいものはバーチャルリアリティを用いた、遊園地などのアトラクション施設や一つの街のような空間、小さいものは個人のホームページなどである。基本的に「ネット」同士はバーチャルリアリティ上では繋がっておらず、別の「ネット」に移動するには一旦バーチャルアウトしてから、改めてバーチャルインを行う必要がある。ただし、コレクターやコレクターズは自由に行き来することができる。また、2期では「コムネットの拡大に伴い迷子のソフトが増えた」との表現があることから、完全に行き来ができないわけではないようである。2期では、コムネット内の時間の流れは現実時間の256倍となっている。従って、バーチャルインをしている人物は、現実世界から見ると超コンピュータ並みの情報処理能力を得て、しかも人間として判断し決定を下すことが出来る状態となる。このメリットを生かし、空港の航空機管制などマイクロセコンドレベルのシビアな判断が要求される職場はコムネットの公的利用が進んでいるという描写がされている。コムネットの開発には犬飼博士や篠崎晋太郎を初めとする、さまざまな優秀な科学者が招集された。コムネットで活動する人格ソフトはロボット工学三原則のような倫理的安全装置が施されている描写がされている。バグルスに感染したソフトを除けば、積極的に犯罪行為を行う人格ソフトはいない。黒川良が破壊活動のために使役する執事は、コントローラで操られており、精神的拘束が解ければ、コレクターたちに協力した。
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